性器ヘルペスの治療方法とは

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性器ヘルペスは、適切な治療を受けることによって早く治すことができます。

では、性器ヘルペスの治療は具体的にどのようにして行われるのでしょうか。ここでは、初感染時と再発時、それぞれにおける治療方法と再発を防ぐための治療方法について詳しく解説します。

性器ヘルペスの治療方法~初感染時~

性器ヘルペスは、「単純ヘルペスウイルス2型」に感染することによって発症します。

そしてこの病気に初めて感染した場合、性器にできる水ぶくれや潰瘍、痛みといった局所的症状だけでなく、発熱や頭痛、リンパ節腫大といった全身症状が出ることがあります。

そのため性器ヘルペスに初感染した場合は、症状をよく観察しつつどのような治療を行うかについて慎重に判断することが大切です。

性器ヘルペスの治療は基本的に薬物療法

性器ヘルペスの治療は、抗ヘルペスウイルス薬を使って行われます。

この病気は単純ヘルペスウイルスが体内で増殖することによって症状があらわれるため、薬を使ってウイルスを叩き、その活動や増殖を抑制するわけですね。ちなみに性器ヘルペスの治療に使われる抗ヘルペスウイルス薬には内服薬(顆粒or錠剤)と外用薬(クリームor軟膏)の2種類があり、症状に応じて使い分けられます。

また抗ヘルペスウイルス薬の他に、鎮痛剤や抗生物質、痛み止めが処方されることもあります。

症状が重い場合は入院が必要

基本的に内服薬や外用薬を使って行われる性器ヘルペスの治療ですが、初感染時でかなり症状が重い場合、入院による治療が必要になることがあります。

<入院による治療が検討されるケース>

・頭痛が続いている
・リンパ節腫大がみられる
・高熱が続いている
・患部の痛みが酷く排尿に支障がある

初感染時はかなり重い症状が出ることもありますので、「もしかしてヘルペスに感染しちゃったかも…」というときは、放置しないで病院へ行くようにしましょう。

性器ヘルペスの治療方法~再発時~

残念ながら単純ヘルペスウイルスは、抗ヘルペスウイルス薬を使ったとしても体内から追い出すことができません。

この薬にできるのはあくまでも“ウイルスの活動を抑制する”ことであるため、治療によって性器ヘルペスの症状は改善されても、ウイルス自体は神経節の奥深くに潜んだままになっています。

そのため何らかのきっかけで体の抵抗力が落ちると性器ヘルペスが再発することがあるのですが、再発時の症状は、初感染時のそれと比べてかなり軽い傾向にあります。

再発時も初感染時と同じように抗ヘルペスウイルス薬を使った治療が行われますが、症状が軽い分、きちんと治療さえすれば比較的早く治すことができます。

要するに性器ヘルペス再発時は、“どれだけ早く治療開始できるか”ということがポイントとなるわけですね。

ヘルペスが再発する前には以下のような兆候があらわれますので、気になる症状があらわれた場合は早めに病院へ行くことをおすすめします。

<ヘルペス再発の兆候>
・性器周辺がむずがゆい
・性器周辺に神経痛のような痛みがある
・性器周辺に違和感がある

性器ヘルペスの再発を予防するための治療

性器ヘルペスの症状は、抗ヘルペスウイルス薬を服用・塗布することによって改善することができます。

ただ、年に何度も性器ヘルペスが再発してその度に痛い思いをする・・・というのはかなり辛いですよね。

そういった場合は、「再発抑制療法」が行われることがあります。
これは性器ヘルペスの“再発を予防”するために行われる治療で、抗ヘルペスウイルス薬を毎日飲んでウイルスの増殖を抑制することによって、再発を予防するのです。

再発抑制療法には性器ヘルペスの再発を予防するほかに“パートナーへの感染確率を下げる”効果があることもわかっていますので、頻繁に再発を繰り返しているという方は再発抑制療法を検討してみてもいいでしょう。

ちなみにこの再発抑制療法の対象となるのは、1年に6回以上再発している患者さんとなっています。

根本的な再発の原因は免疫力が関係してくるため、免疫力を高める成分を配合したサプリメントを活用する方法もあります。
いまはヘルペスの再発予防を目的としてサプリもあるため参考にしてみてください。

リジン配合のヘルペス専用サプリ

まとめ

性器ヘルペスは、抗ヘルペスウイルス薬を使った治療によって改善することができます。

この病気は早期に治療を開始することで症状の重篤化が防げますので、気になる症状が出ている方やヘルペスに感染した可能性がある方は、早めに病院へ行くことをおすすめします。

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